■執筆者一覧(50音順)
●石塚 弘道(いしづか ひろみち)(2、4章)
1952年東京都生まれ。京都大学大学院工学研究科金属加工学専攻修了。1977年日本国有鉄道入社。郡山工場、鉄道技術研究所勤務を経て、1987年の分割民営化後は、公益財団法人鉄道総合技術研究所勤務となり現在に至る。
●伊藤 篤(いとう あつし)(10.1節)
1927年三重県生まれ。東京大学第二工学部冶金科卒、1948年日本国有鉄道入社。鉄道技術研究所・金属材料研究室、レールの研究に従事、1972年日本鋼管(後にNKK)鉄鋼技術部においてレール製造、重荷重鉄道用レール開発、1993年退職、2012年没。
●小野田 滋(おのだ しげる)(11.1節)
1957年愛知県生まれ。日本大学文理学部応用地学科卒業。1979年日本国有鉄道入社。東京第二工事局、鉄道技術研究所勤務を経て、分割民営化後は、鉄道総合技術研究所、西日本旅客鉄道(出向)、海外鉄道技術協力協会(出向)などに勤務。現在、公益財団法人鉄道総合技術研究所勤務。工学博士。
●木川 武彦(きがわ たけひこ)(3、5章)
1941年神奈川県生まれ、早稲田大学大学院理工学研究科卒業、1968年日本国有鉄道入社、鉄道技術研究所を経て財団法人(現:公益財団法人)鉄道総合技術研究所において鉄道用車輪に関する研究、試験、調査等に従事ののち日本精工株式会社において鉄道用軸受の開発、試験ならびに品質対応業務に従事。工学博士。
●栗原 利喜雄(くりはら りきお)(10.2節、Column A、D、E、F)
1925年東京生まれ。1942年鉄道省入社、鉄道技術研究所第5部鉄鋼研究室(のち金属材料研究室)レール損傷の研究、1981年(株)峰製作所、1987年ゴルドシュミット・ジャパン、テルミット溶接技術導入・開発に従事、2007年退職。
●服部 守成(はっとり もりしげ)(1章)
1938年韓国生まれ。山口県立宇部工業高等学校電気科卒業。1956年株式会社日立製作所入社、笠戸工場勤務。同社日立茨城工業専門学院機械工学科卒業。同社笠戸工場に復職、同社副技師長、嘱託を経て2013年退職。
●松山 晋作(まつやま しんさく)(編者/6~11章、Column A、B、C、E)
1937年 東京生まれ
1961年 東京工業大学金属工学課程卒業
1961~1987年 日本国有鉄道・鉄道技術研究所金属材料研究室主任研究員、主幹研究員
1971~1972年 フランス政府給費留学、Ecole Centrale des Arts et Manufactures(Paris)客員研究員
1987~2002年 東洋電機製造(株)技師長
1987~2007年 神奈川工科大学機械工学科非常勤講師
工学博士
【主な著書】
『遅れ破壊』(日刊工業新聞社、1989)
『イントロ金属学』(オフィスHANS、2003)
『今昔メタリカ ―金属技術の歴史と科学―』(工業調査会、2010)
『新版 今昔メタリカ ―金属技術の歴史と科学―』(オフィスHANS、2011)